今日は「iDeCo(イデコ)」について語ろうと思います。
NISAと似た制度にiDeCoがありますが、結論から言うと、節税したい会社員にはかなり魅力的な制度です。
ただし、iDeCoはメリットだけ見て始めてしまうと危険です。
なぜなら、受け取るときに税金がかかる可能性があるからです。
特に退職金が多い会社の人は、最後に「え?税金取られるの?」となるケースもあるので、iDeCoを始めようと思っている方はぜひ最後まで読んでくださいね。
ちなみに「まねのーと」はSBI証券でiDeCo口座を開設しているので、この記事ではSBI証券の条件をベースに解説していきます!
iDeCoとNISAの違い
iDeCoはNISAと同じく「投資制度」ですが、仕組みが結構違います。
ざっくり言うと、主な違いはこの4つです。
- ① 60歳まで現金化できない
- ② 毎月手数料がかかる
- ③ 購入できる商品が少ない
- ④ 購入方法がNISAと違う
① 60歳まで現金化できない
NISAなら、もし現金が必要になった場合、売却して現金化できますよね。
でもiDeCoは、原則60歳になるまで引き出せません。
つまり、途中で「やっぱりお金が必要になった!」と思っても、どうにもならない制度です。
② 毎月手数料がかかる
iDeCoは手数料がかかります。
SBI証券の場合、
- 加入時手数料+口座管理手数料で初回約3,000円
- その後も毎月171円の口座管理手数料
が必要です。
掛け金が少ないと、この手数料負けで元本割れする可能性があります。
実際「まねのーと」も、現時点で元本割れ中です(笑)
③ 購入できる商品が少ない
iDeCoで買える商品は
- 元本変動型(投資信託)
- 元本確保型(定期預金など)
の2種類があります。
ただし、証券会社によって選べる商品数が限られているため、NISAのように自由に商品を選べるわけではありません。
④ 購入の仕組みがNISAと違う
NISAなら、
「S&P500に毎月1万円」
「オルカンに毎月2万円」
みたいに金額で設定しますよね。
でもiDeCoは違って、
まず毎月の掛け金を決めて、
その掛け金を「割合」で振り分けます。
例:
- A商品に30%
- B商品に30%
- C商品に40%
という感じです。
iDeCoのメリット
iDeCoのメリットは大きく2つです。
- ① 運用益が非課税
- ② 節税効果がある
① 運用益が非課税
これはNISAと同じで、運用益が非課税です。
つまり投資で増えた利益に税金がかかりません。
② 節税効果がある(これが最強)
iDeCo最大のメリットはここです。
iDeCoの掛け金は、全額が所得控除になります。
つまり、積み立てるだけで所得税と住民税が安くなります。
例えば、普通の会社員なら
- 所得税10%
- 住民税10%
合計20%くらいの税率になることが多いと思います。
この場合、毎月1万円積み立てると…
12,000円 × 20% = 24,000円
年間で24,000円の節税になります。
「え、年間24,000円だけ?」と思うかもしれませんが…
NISAで毎月1万円投資して、同じ24,000円の含み益を出そうとしたら、年利20%が必要です。
ちなみに過去10年のオールカントリーの平均リターンは約13%なので、年利20%はなかなか難しい数字です。
つまり、iDeCoの節税効果はかなり堅実で強いんです。
iDeCoのデメリット
もちろんデメリットもあります。
- ① 60歳まで現金化できない
- ② 手数料が毎月かかる
- ③ 解約ができない
- ④ 受取時に課税される可能性がある
① 60歳まで引き出せない
メリットでも触れましたが、これが最大の弱点。
「資産形成したいけど、途中で使うかもしれない」
という人には向きません。
② 毎月171円の手数料が必要
NISAは積み立てているだけなら手数料は基本かかりません。
でもiDeCoは毎月171円かかります(SBI証券の場合)。
この手数料があるので、少額積立だと元本割れの可能性があります。
③ 解約ができない
これも要注意ポイントです。
途中でやめたくなっても、iDeCoは基本的に解約できません。
掛け金を0円にすることはできますが、
その場合でも毎月171円の手数料は引かれ続けます。
④ 受取時に課税される可能性がある
iDeCoは積み立て中は節税になりますが、受取時に税金がかかる場合があります。
例えば勤続年数20年の場合、退職金+iDeCoの合計が800万円を超えると課税対象になるケースもあります。
なので、退職金が多い会社の人ほど注意が必要です。
「まねのーと」のiDeCo現状を公開!
ここで、まねのーとの現状を公開します。
- 掛け金:2025年は月5,000円
- 2026年からは月13,000円に増額(NISAを減額してiDeCoを増額しました)
2025年の積立額は
5,000円 × 8か月 = 40,000円
ですが、現在の評価額は…
39,382円
はい、元本割れしてます(笑)
運用商品と配分割合
- eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)10%
- eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)10%
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 10%
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)10%
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 10%
- eMAXIS Slim 国内債券インデックス 10%
- eMAXIS Slim 先進国債券インデックス 10%
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)30%
退職金とiDeCoの受取シミュレーション
「まねのーと」は70歳まで働く想定で、
- 退職金:約600万円
- iDeCo(70歳まで続けた場合):約200万円
合計800万円くらいになりそうです。
勤続年数は28年。
退職金控除は
(20年までは毎年40万円、21年目以降は毎年70万円)
なので…
20年 × 40万円 + 8年 × 70万円
= 1,360万円
つまり、退職金+iDeCoが1,360万円以下なら非課税になります。
まねのーとは
600万円+200万円=800万円
なので余裕で非課税です(笑)
若い世代にはiDeCoを勧めにくい理由
40代以上なら「60歳まで引き出せない」と言っても、そこまで遠く感じないかもしれません。
でも20代・30代にとって60歳はめちゃくちゃ遠い…。
途中で人生がどう変わるかも分からないのに、解約できない制度は正直ハードル高いです。
なので、まねのーとは子どもにはNISAは勧めていますが、iDeCoは勧めていません。
まとめ:iDeCoは会社員には強い。でも注意点も多い
iDeCoは節税効果が非常に強い制度です。
特に会社員にとっては「やる価値あり」だと思います。
ただし、
- 60歳まで引き出せない
- 手数料がかかる
- 解約できない
- 受取時に課税される可能性がある
この4つは必ず理解しておきましょう。
制度を正しく理解した上で使えば、iDeCoはNISAと並ぶ強力な資産形成ツールになります!
でわまた🖐️

