【知らないと困る】傷病手当金とは?50代会社員向けにやさしく解説

50代会社員向けに傷病手当金の重要性を伝えるアイキャッチ画像 FP3級

どうも「まねのーと」です。

※この記事は、FP3級を勉強している「まねのーと」が、自分の頭を整理するためにまとめた内容です。

今回は、会社員なら絶対に知っておきたい

傷病手当金(協会けんぽ)について

を、できるだけわかりやすく整理していきます。

正式名称は、

「全国健康保険協会管掌健康保険の傷病手当金」

……長いですよね(笑)

簡単に言うと、

社会保険に加入している会社員が、病気やケガで働けなくなった時に生活費をサポートしてくれる制度

です。

「まねのーと」自身も今回かなり気になって勉強していたんですが、

  • 有給を使ったらどうなる?
  • 待期3日って何?
  • 毎月申請が必要?
  • メンタル不調は労災?傷病手当?

など、意外と知らない事ばかりでした。

特に50代になると、

  • 病気
  • ケガ
  • メンタル不調

はもう他人事ではありません・・・

いざという時に困らないよう、今回はかなり実務寄りで整理していきます。


傷病手当金とは?

傷病手当金とは、

病気やケガで働けなくなり、会社を休んだ時に支給される制度

です。

加入している健康保険が
「協会けんぽ(社会保険)」なら、多くの会社員が対象になります。

簡単に言うと、

「働けない間の生活費補助」

みたいな制度ですね。


傷病手当金の支給条件

傷病手当金を受け取るには、次の4つを満たす必要があります。


① 業務外の病気やケガ

対象になるのは、

  • 病気
  • 私生活中のケガ
  • うつ病
  • 適応障害

など。

逆に、

  • 仕事中のケガ
  • 通勤災害

は、基本的に労災保険の対象になります。


② 働けない状態であること

医師から、

「労務不能」

と判断される必要があります。

つまり、
「仕事できませんよ」という医師判断ですね。


③ 連続3日の待期完成

ここ、かなり重要です。

最初の3日間は「待期期間」と呼ばれ、
傷病手当金は支給されません。

ただし、この3日には

  • 有給
  • 土日
  • 祝日

も含めてカウントされます。

例えば、

土曜日にケガをして仕事できなくなった場合、

  • 土 → 待期1日
  • 日 → 待期2日
  • 月 → 待期3日

となり、火曜日から支給対象になる可能性があります。


④ 給料が出ていないこと

会社から通常給与が出ている期間は、
傷病手当金は支給されません。

つまり、

  • 給与 → 会社から
  • 傷病手当金 → 健保から

の二重取りは基本できない、というイメージですね。


傷病手当金はいくらもらえる?

ざっくり言うと、

給料の約3分の2

です。

計算イメージはこんな感じ。

直近12か月の標準報酬月額の平均30×23\frac{直近12か月の標準報酬月額の平均}{30}\times\frac{2}{3}

例えば月給30万円くらいなら、
月20万円前後になるケースが多いです。

もちろん、

  • 残業代
  • 標準報酬月額
  • 等級

によって変わります。


いつまでもらえる?

傷病手当金の支給期間は、

最長1年6か月

です。

例えば、

  • 4/1から休職
  • 4/1〜4/3が待期
  • 4/4が支給開始日

の場合、

翌年10月3日頃まで

が支給可能期間になります。

ここで大事なのが、

途中で復職しても期間は延びない

という点。

例えば途中で2か月復職しても、

「翌年10月3日頃まで」

という期限自体は変わりません。

ここ、勘違いしやすいので注意ですね。

傷病手当金の支給期間をわかりやすく解説した図解。待期3日後に支給開始となり、最長1年6か月支給される流れや、途中で復職しても支給可能期間の終了日は変わらない事をタイムライン形式で説明している。




有給を使った場合はどうなる?

ここ、かなり誤解されやすいです。

例えば、

  • 4/1〜4/10 有給消化
  • 4/11以降 欠勤

の場合。

このケースでは、

4/1〜4/3で待期完成

になります。

つまり、

  • 有給中 → 給与が出る
  • だから傷病手当金は実質なし

でも、

待期自体は完成している

という扱いになります。

なので、有給終了後の4/11から支給対象になる可能性があります。

ポイントは、

「有給かどうか」ではなく
「労務不能で休んでいるか」

で判断される点ですね。


傷病手当金は毎月申請が必要?

これは本当です。

傷病手当金は、

「1回申請したら終わり」

ではありません。


なぜ毎月申請?

理由はシンプルで、

「今月も本当に働けなかったか」

を毎回確認するためです。

そのため毎回、

  • 本人
  • 会社
  • 医師

の3者確認が必要になります。


実際の流れ

例えば4月に休職した場合、

  • 4月分を申請
  • 審査
  • 振込
  • 次に5月分を申請

という流れになります。


数か月まとめて申請も可能

例えば、

  • 4〜6月分まとめて申請

も可能です。

ただし、

入金はかなり遅くなる

ので注意。


傷病手当金は「後払い」

ここも超重要です。

例えば4月に休職しても、
実際に入金されるのは

5月末〜6月頃

になるケースもあります。

つまり、

最初の1〜2か月は資金繰り注意

という事ですね。


傷病手当金は非課税

これはかなり大きいポイント。

所得税は基本かかりません

ただし、

  • 健康保険料
  • 厚生年金

は休職中も発生するケースがあります。

そのため、

会社から後日請求される事もあります。

ここ、意外と盲点です。


メンタル不調は労災?傷病手当?

ここも気になる人多いと思います。

基本的には、

  • 業務外 → 傷病手当金
  • 仕事が原因 → 労災

という考え方です。


メンタル労災は認定される?

認定されるケースもあります。

例えば、

  • 長時間労働
  • パワハラ
  • 強いストレス
  • 過重責任

など。

ただし現実的には、

メンタル労災は認定ハードルが高い

と言われています。


実際によくある流れ

実務では、

  • まず傷病手当金を申請
  • 後から労災申請を検討

という流れも多いようです。

労災認定には時間がかかるため、
まず生活費確保を優先するケースですね。


個人事業主は原則対象外

今回の内容は、

社会保険加入者向け

のお話です。

個人事業主やフリーランスなど、
国民健康保険の方は原則この制度は使えません。

つまり、

働けなくなる=収入ゼロ

になりやすいんですよね……

だからこそ、

  • 民間保険
  • 貯蓄
  • 生活防衛資金

がかなり重要やなと感じます。


50代会社員として感じたこと

50代になると、

  • 病気
  • ケガ
  • メンタル不調

が急にリアルになります。

特に「まねのーと」みたいな現場管理系の仕事は、

  • 工期
  • 安全管理
  • 人手不足
  • クレーム対応

など、精神的負担も大きいです。

だからこそ、

「制度を知っておく」

これだけでも安心感がかなり違うなと思いました。


まとめ

傷病手当金は、

「もしもの時の生活防衛制度」

です。

今回調べてみて特に重要だと感じたのは、

  • 有給中でも待期完成する
  • 毎月申請が必要
  • 基本は後払い
  • 労災との違いが重要

このあたりですね・・・

50代会社員として、

「知らなかった…」

では済まない制度やなと感じました。

いざという時のために、
頭の片隅に入れておくだけでも全然違うと思います。

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