住宅ローンの金利が0.25%上がるとどうなる?50代の実例で解説

住宅ローンの金利が0.25%上昇した場合の返済額と残高をシミュレーション 不動産

【実例シミュレーション】住宅ローンの金利が0.25%上がるとどうなる?50代会社員が65歳時点の残高を試算

どうも、「まねのーと」です😊

最近、住宅ローンの返済予定表を見ていて、気になることがありました。

「まねのーと」が借りている住宅ローンは変動金利型です。

これまでの適用金利は1.425%でしたが、金利の見直しによって現在は「1.675%」になっています。

つまり、0.25%の金利上昇です。

「金利が0.25%上がったら、毎月の返済額も増えるんやろな」

と思っていたんですが、実際には毎月の返済額は変わりませんでした。

では、金利が上がったことで、いったい何が変わったのでしょうか?

今回は、50代会社員である僕自身の住宅ローンを使って、

  • 金利が0.25%上がるとどうなる?
  • 毎月の返済額は増える?
  • 利息はいくら増える?
  • 元金の減り方はどうなる?
  • さらに1.925%まで上がったら?
  • 65歳時点の住宅ローン残高はいくらになる?

についてシミュレーションしてみます。

※この記事のシミュレーションは、一定の条件を設定した試算です。実際の住宅ローンでは、契約内容や金利の見直し時期、返済額の見直しルールなどによって結果が異なります。

【結論】住宅ローンの金利が0.25%上がっても「毎月の返済額」が変わらない理由

先に結論です。

住宅ローンの金利が0.25%上がると、毎月の返済額がすぐに増えるとは限りません。

「まねのーと」の場合、金利は

1.425% → 1.675%

と0.25%上がりました。

それでも毎月の返済額は80,814円のままでした。

ただし、返済額の中身を見ると変化しています。

金利上昇によって利息が増え、その分だけ元金の減り方が遅くなっていました。

これが今回、実際に返済予定表を見て分かったことです。

【内訳比較】金利上昇(1.425%→1.675%)で利息と元金の減り方はどう変わった?

金利上昇前金利上昇後
適用金利1.425%1.675%
毎月返済額80,814円80,814円
元金66,916円64,663円
利息13,898円16,151円

毎月の返済額は変わっていません。

ところが、

利息は13,898円→16,151円

と、2,253円増えています。

その結果、

元金は66,916円→64,663円

となり、2,253円少なくなっています。

つまり、

金利が上がると、毎月の返済額が同じでも元金の減り方が遅くなる

ということです。

住宅ローン金利1.425%から1.675%への上昇による元金と利息の変化



変動金利では、金利の見直しと返済額の見直しが同じタイミングとは限りません。

住宅金融支援機構の調査でも、変動型住宅ローンでは「5年・125%ルール」を採用する金融機関が多い一方、返済額を適用金利に合わせて見直すタイプもあります。

そのため、自分の住宅ローンにどんなルールが設定されているかを確認することが大切です。

※「5年ルール」とは、変動金利が上昇しても5年間は毎月の返済額を一定に据え置く仕組みです。ただし返済額が据え置かれていても、内訳の利息割合が増えるため、その分だけ元金の減りが遅くなります。

日銀の利上げで住宅ローン金利も上昇

2026年は、日本銀行が金融政策を変更しています。

2026年6月の金融政策決定会合では、短期政策金利の誘導目標を1.0%程度へ引き上げました。さらに9月18日にも金融政策の変更(1.25%程度へ引き上げ)が公表されています。

こうした金融環境の変化は、変動金利型住宅ローンの金利にも影響することがあります。

「まねのーと」自身の住宅ローンも、

1.425% → 1.675%

と0.25%上昇しました。

もちろん、日銀の政策金利が0.25%上がったからといって、すべての住宅ローン金利が同じ幅で上がるわけではありません。

住宅ローンにはそれぞれ、

  • 基準金利
  • 優遇金利
  • 金利の見直し時期
  • 返済額の見直しルール

などがあります。

なので、ニュースだけを見るのではなく、自分の返済予定表を見ることが大事やなと感じました。

【65歳時点の残高比較】金利1.925%へ再上昇した場合のシミュレーション(187万円)

ここからが今回の本題です。

現在の「まねのーと」の適用金利は2027年2月までは1.675%

そこで、

「2027年3月から、さらに0.25%上がったら?」

と仮定して計算してみました。

すると、

1.675% → 1.925%

になります。

シミュレーションの条件

今回は、次の条件で計算しています。

  • 2026年9月返済後の残高:11,571,093円
  • 2026年9月~2027年2月:年1.675%
  • 2027年3月以降:年1.925%
  • 毎月返済額:80,814円
  • 65歳になる2038年4月まで
  • 2026年9月返済後から65歳まで:139回返済
  • ボーナス返済なし

なお、金利上昇による影響を比較するため、今回の計算では毎月の返済額80,814円がそのまま続くと仮定しています。

実際には、住宅ローンの契約によって返済額が見直される場合があります。

1.675%のままなら65歳時点の残高は?

まず比較するため、

「1.675%の金利が2038年4月まで続いた」

と仮定します。

この場合、65歳時点の住宅ローン残高は、

約166万円

となりました。

毎月80,814円を返済していても、65歳時点ではまだ住宅ローンが残っています。

50代になると、

「65歳までに住宅ローンを終わらせられるかな?」

と考えることも増えてきます。

「まねのーと」自身も、今回あらためて残高を計算してみて、思っていたより残るんやなと感じました。

1.925%まで上がったら65歳時点で約187万円

では、2027年3月から金利が1.925%になった場合です。

2026年9月から2027年2月までは1.675%。

その後、1.925%が続くと仮定します。

この場合、65歳時点の住宅ローン残高は、

約187万円

となりました。

1.675%がそのまま続いた場合は約166万円なので、

約21万円多く残る

計算です。

金利シナリオ65歳時点の残高
1.675%が継続約166万円
2027年3月から1.925%約187万円
住宅ローン金利1.675%と1.925%で比較した65歳時点の残高

わずか0.25%の差でも、10年以上の期間で見ると約21万円の差になりました。

これを見ると、

「0.25%くらいなら大したことない」

とは、一概には言えません。

金利が2.5%、3%まで上がったら?

さらに参考として、

「もし金利が2.5%や3.0%になったら?」

というケースも計算してみました。

これは将来の金利を予想しているわけではありません。

あくまで、

「2026年9月返済後から、その金利が続いたら」

という単純なシミュレーションです。

想定金利65歳時点の残高
1.675%約166万円
1.925%約189万円
2.5%約244万円
3.0%約296万円

※1.925%を2027年3月から適用するケースだけは、2026年9月~2027年2月を1.675%として計算しています。

金利が高くなるほど、毎月の返済額のうち利息に回る割合が大きくなります。

その結果、元金の減り方が遅くなり、65歳時点の残高も増えるという結果になりました。

住宅ローン金利1.675%・1.925%・2.5%・3%の65歳時点残高比較



50代は「毎月の返済額」だけでなく残高を見る

今回、「まねのーと」が一番感じたのはここです。

住宅ローンを毎月返済していると、

「毎月8万円払っている」

ということだけを見てしまいがちです。

でも、金利が上がると、その8万円の中身が変わります。

たとえば「まねのーと」の場合、

金利1.425%

では、

  • 元金:約66,916円
  • 利息:約13,898円

でした。

それが、

金利1.675%

になると、

  • 元金:約64,663円
  • 利息:約16,151円

になりました。

毎月の支払額は同じでも、

元金に充てられる金額が減っています。

50代になると、住宅ローンの「残り期間」も重要です。

特に、

  • 65歳まであと何年あるか
  • 65歳時点で残高はいくらか
  • 金利がさらに上がったらどうなるか
  • 老後資金とのバランスはどうか

を一度確認しておくと、家計の見通しを立てやすくなります。

住宅ローンの金利上昇については、住宅金融支援機構の調査でも、利用者が「返済額がどれくらい増えるか」という点に不安を感じていることが示されています。

金利が上がったら繰上げ返済したほうがいい?

ここは人によって答えが変わるところやと思います。

「まねのーと」自身は、今のところ、

「金利が上がったから、すぐに繰上げ返済しよう」

とは考えていません。

理由は、住宅ローンだけでなく、家計全体で考えたいからです。

繰上げ返済をすれば、住宅ローンの利息負担を減らせます。

一方で、繰上げ返済に使ったお金は手元からなくなります。

「まねのーと」の場合はNISAなどの資産形成も続けているので、

「住宅ローンを早く減らすこと」と「手元のお金を残すこと」

のバランスを考えたいと思っています。

もちろん、今後さらに金利が上昇したり、家計の状況が変わったりすれば、考え方を変える可能性もあります。

大事なのは、

「金利が上がったから繰上げ返済する」

とすぐ決めるのではなく、

  • 住宅ローン残高
  • 金利
  • 手元資金
  • 投資資産
  • 老後資金
  • 毎月の家計

をまとめて考えることやと思います。

まとめ|住宅ローンの金利0.25%上昇は小さくない

今回は、自身の住宅ローンを使って、

「住宅ローンの金利が0.25%上がるとどうなる?」

を計算してみました。

「まねのーと」の場合は、

1.425% → 1.675%

と0.25%上昇しました。

それでも毎月の返済額は80,814円のまま。

ただし、内訳を見ると、

利息が増えて、元金の減り方が遅くなっていました。

さらに、

2027年3月から1.925%

になったと仮定すると、65歳時点の住宅ローン残高は約187万円。

1.675%が続いた場合の約166万円と比べて、

約21万円多く残る

結果になりました。

さらに2.5%、3.0%まで上昇したケースでは、65歳時点の残高は約244万円、約296万円となりました。

もちろん、これはあくまで一定条件で計算したシミュレーションです。

将来の金利を予想したものでもありません。

今回、自分の住宅ローンを実際に計算してみて感じたのは、

金利が上がったときは「毎月いくら払うか」だけでなく、「元金がどれだけ減っているか」を見ることも大切

ということです。

「まねのーと」も50代になり、住宅ローンの残り期間を意識するようになりました。

これから金利がどう動くのかは分かりません。

だからこそ、自分の住宅ローンが金利上昇によってどう変化するのかを知っておき、家計全体を見ながら考えていきたいと思います。

「うちの住宅ローンは、金利が0.25%上がったらどうなるんやろ?」

と思ったら、まずは一度、返済予定表を確認してみるのがおすすめです。

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💡 参考・公的機関リンクとご注意

【免責事項】 本記事は、50代の運営者が自身の住宅ローン契約内容に基づき試算・検証を行った個人シミュレーションの実例記録です。実際の金利見直し時期、返済額変更ルール(5年ルール・125%ルールの適用有無)、利息計算方法、残高推移等は、各金融機関や個別のローン契約条件により異なります。住宅ローンの返済計画や繰り上げ返済のご判断につきましては、必ずご契約先の金融機関やファイナンシャル・プランナー等の専門家へご確認・ご相談の上、ご自身の判断で行ってください。本記事の情報を利用して生じた損害等について、当サイトは一切の責任を負いかねます。



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